歯周病検査の検査について②│国分寺市の歯医者「こばやし歯科医院」

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歯周病検査の検査について②

2) 細菌学的検査
(1) 細菌検査
歯肉縁下プラークあるいは唾液を採取し、歯周病原細菌, たとえば, Porphyromonas gingivalis や
Aggregatibacter actinomycetemcomitans などを中心に調べる方法. 現在ポリメラーゼチェーンリアクショ
ン(polymerase chain reaction PCR) 法 PCR-Invader 法などの遺伝子増幅法がこの検査に応用され
ている. 一方, チェアサイドで行える酵素判定法は細菌種を同定する方法ではないが, 簡便法とし
て用いることができる. さらに, P. gingivalis のモノクロナール抗体を用いたチェアサイドで行える
細菌検査キットの開発も進んでいる.
(2) 血清の細菌抗体価検査
歯周病原細菌に対して生体が産生した血清中の抗体量を酵素免疫測定 (ELISA) 法で測定し、個
人における細菌感作の程度を調べることができる. 歯周病原細菌に対する血清抗体価の上昇は、細
菌感染の既往, あるいは測定時の感染を示している”.
(3) 口腔細菌定量検査
口腔全体の汚染状態を把握するためにチェアサイドで細菌検査が行える装置を使用し, 唾液ある
いは舌上部からサンプルを採取し, 口腔内細菌数を測定することで口腔内の状態を評価する.
3) その他の検査
(1) 歯肉溝滲出液 (gingival crevicular fluid GCF) の検査 (歯周ポケットからの滲出液の検査)
滲出液の液量あるいは遊離ヘモグロビン, アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST),
エラスターゼ, 細菌由来の酵素やサイトカインなどを調べ, 採取部位の歯周病活動性を調べること
ができる.
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(2) 唾液の検査
唾液中の潜血 遊離ヘモグロビン 乳酸脱水素酵素 (LDH), アスパラギン酸アミノトランスフェ
ラーゼ(AST), アルカリフォスファターゼ (ALP) などを調べ, 口腔全体における歯周病活動性を
調べることができる。
(3) 血液検査
侵襲性歯周炎で白血球の機能異常が疑われる場合には, 血球像や生化学的項目を含む血液検査を
行う.
4) 心理・社会・行動面のアセスメント
上述したような術者主体の生物医学的パラメーターの検査に加えて,患者を主体とした心理・社
会行動面のアセスメントを歯周病および歯周治療の評価に取り入れることが行われている. 例と
8-10)
しては、口腔関連QOLの尺度を使用したものがあげられる ~10

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